クシ・ヘアブラシ

老舗!京都十三やのつげ櫛を購入!使い心地をレビュー!

こんにちは!

先日、京都の十三やさんのつげ櫛を手に入れました。

京都十三やさんはつげ櫛好きな人なら一度は聞いたことがあるだろう有名店!!

つげ櫛を買おう!と思っている人にとって必ず候補の一つにあがるであろうお店です。

つげ櫛好きな私としてはいつか欲しい憧れのお店のひとつでした。

京都十三やさんのつげ櫛の購入方法と使い心地についてご紹介します!

つげ櫛について語ってみる

つげ櫛とはつげの木から作られた木櫛のことです。

つげの木から作られているから、つげ櫛と言います。

櫛の歴史は古く、なんと縄文時代(約7000年前←!?)までさかのぼるそうです。

そんな大昔から櫛は存在したんですね・・・。

キキ
キキ
木を切って加工するの大変そう・・・

日本では昔からつげの櫛は高級品として扱われてきました。

つげ櫛の魅力

実はつげ櫛はそのままでは使えません。

櫛自体に油を染み込ませてから使用します。

キキ
キキ
個人的には椿油がおすすめです。

椿油を染み込ませると言っても、きちんとふき取ってから使用するのでベタベタにはなりません(^^)/

え、そんな手間をかけるなんて面倒くさい・・・と思ったそこのあなた!

実は手入れはすごく簡単です。

気が向いた時に、適当に油をつけた櫛をラップなどに包んで一晩放置しておけばいいんです。

手入れをすることで得られるメリットの方が大きいんですよ。

  1. 櫛の油分が髪に艶とうるおいを与えます。
  2. 櫛の油分のおかげで、静電気も発生しにくくなるので髪が傷みにくくなります。
  3. 頭皮への歯あたりが気持ちよく、マッサージ効果もあります。

頭皮と髪の毛にいいことずくめ!

昔の人の髪の毛が艶やかなのも納得ですね。

ちなみに、つげ櫛は定期的に椿油で手入れをすることによって櫛自体の色もきれいな飴色に変化していきます。

使うごとに自分だけの櫛に仕上がっていくのです。

大切に使えば一生モノの櫛なので、コスパでいえば最強です!

一つのものを大切に手入れをしながら使い続けていきたい人にお勧めです。

 

十三やとは

1875年(明治8年)創業、京都四条にお店をかまえる老舗の櫛屋さんです。

つげの木を板にして歯を入れるとこらから手仕事で櫛に仕上げるまで、すべて一貫して生産しているのは、京都では十三やだけなのだそうです。

 

実店舗で購入する

住所 京都市下京区四条通寺町東入御旅宮本町13番地
電話番号 075-211-0498
営業時間 10:30~19:30

 

ネットで購入する

楽天に出店しているMOCAD ONLINE SHOP(モカドオンラインショップ)か、十三やの公式オンラインショップで購入することができます。

それぞれのお店の特徴をご紹介します。

楽天「MOCAD ONLINE SHOP」の特徴

  • 取り扱っているつげ櫛の種類が少ない。
  • 楽天ポイントがつく
  • 送料が無料

取り扱われているつげ櫛の種類が少ないのが難点です。

しかし、自分の欲しいつげ櫛が売っているのであればこちらのお店で購入する方がお得です。

どの商品も国産薩摩つげ材を10年寝かしてから作られた極上品です。

国産つげ櫛 細歯 4寸(約11.5cm)

髪型がショートの方、髪質が細い人はこちらがおすすめ。

 


古来より美女の愛用品の定番 つげ櫛 4寸ときぐし【あす楽】黄楊櫛

国産つげ櫛 中荒 4寸(約11.5cm)

ある程度長さのある髪型や、毛の量が多い人、絡まりやすい人はこちらがおすすめ。

ウェーブヘアやボリュームのある髪に 上品な使用感 つげ櫛 4寸ときぐし 中荒(旧・荒歯)【あす楽】黄楊櫛

セット櫛

髪の毛のセットをしやすい櫛です。


美しいたたずまいの総仕上げに つげ櫛 セット櫛(中)【あす楽】黄楊櫛

 

半月形 花ぐし

かわいいサイズなので、持ち運びに便利。


かわいい半月形 極上国産 本つげ 花ぐし【あす楽】

十三や公式オンラインショップ

  • 取り扱われているつげ櫛の種類が豊富
  • 送料がかかる

さすが公式サイト!

取り扱われているつげ櫛の種類が豊富です!

本当に色々な種類があります。

見ているだけでも楽しいサイトです。

ただ送料がかかるのが難点。

京都 十三や 公式オンラインショップ

つげ櫛を購入!使い心地をレビュー

私は楽天MOCAD ONLINE SHOPにて購入しました!

キキ
キキ
送料が無料で楽天ポイントがつくのが大きかった!

購入したつげ櫛は「細歯」です。

私の髪型はセミロング、細くて柔らかい毛質です。

細歯でちょうど良かったです(^^)/

つげ櫛 開封の儀

注文したら翌日には届きましたよ~。仕事が早いですね!

丁寧に包装されてやってきました。

油に浸してくれているのでツヤツヤです。

でもついてきた説明書には「使う前に油に浸してください」と書かれていました。

もう浸してあるのでそのまま使っても大丈夫そうですが・・・

そう書かれているのでいう通りにします。

ケースも一緒に購入。

最初櫛を入れてみたときは「きつい!入れにくい!!蓋も閉まらない」との三重苦でしたが、使っていくうちに馴染んでいきました!

 

手持ちのつげ櫛と比較してみた!

上から

  1. 櫛留商店さんの外材のつげ櫛
  2. 廣島つげ櫛店さんの国産つげ櫛
  3. そして今回購入した京都十三やさんのつげ櫛です。

上ふたつは良い感じに色が変わってきました。

こうやって比べると色の違いが分かりますね!

とかし心地は、京都十三やさんが一番マイルドな歯あたりでした。

イタ気持ちいい!を求める方には少し物足りないかもしれません。

手作りなので個体差はあると思います

 

ひとつのモノを大切に使い続けたい人におすすめ

プラスティックの櫛にありがちな静電気も発生しにくいですし、とかすとしっとりサラサラになります。

髪の毛をとかした時の抜け毛の量も減った気がします。

地肌へのマッサージ効果なのか、それとも椿油のお陰で櫛通りが良いせいなのかわかりませんが。

定期的に椿油でお手入れをしないといけないのと、濡れた髪の毛には使えないのは難点ですが、大事に使えば一生ものです。

最初の初期投資は高いですが、長年使う事を考えるとコスパは良いのではないでしょうか?

ひとつの物を大切に使っていきたい人にお勧めの一品です。

追記!新しいつげ櫛をゲットしました

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