こんにちは!
恒例になりつつある浅間神社巡り!
今回は北口本宮冨士浅間神社をご紹介したいと思います。
こちらの神社、先日別の記事でご紹介させていただいた新屋山神社と近い場所に鎮座していまして。
新屋山神社と同じ日に参拝してきました!
いやぁ、何もかもが巨大すぎて迫力がある神社でしたよ。
国から重要文化財に指定されている建物も多かったので、歴史ある建造物が好きな方にはたまらない神社かもしれません。
北口本宮冨士浅間神社の基本情報
住所 | 山梨県富士吉田市上吉田5558 |
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電話番号 | 0555-22-0221(受付時間:9時~17時) |
参拝時間 | 9:00~16:30 |
御朱印授与時間 | 9:00~16:30 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | 北口本宮冨士浅間神社 |
アクセスマップ
駐車場について
駐車場は神社の周りを囲むように8ヵ所(全部合わせて約160台)用意されています。
詳細については、公式サイトのリンクをご紹介しますので、そちらを確認してくださいね(^^)/
冬はスタッドレスタイヤ必須!
冬はスタッドレスタイヤは必須です!
特に神社周辺は生い茂る木々の影響で日陰が多く、道路が凍結しています。
神社に向かう参道も、とくに除雪剤が撒かれている様子はなく、所々凍結し、ぬかるんでいます。
冬に参拝される方はお気を付けください。
ご由緒
まずは、ご由緒からご紹介します!
西暦110年、第12代景行天皇の時代、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際に大塚丘に立ち寄ったそうです。
大塚丘から富士山を眺めた日本武尊は「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし(適当な訳:富士山はこの地より参拝しなさい)」と仰り、大鳥居と祠が建てられたのが始まりとされています。
西暦788年、甲斐国主の紀豊庭朝臣が現在の場所に社殿を建立、浅間大神をお祀りし、大塚丘には日本武尊をお祀りしました。
その後、造営・改修を得て現在に至ります。
ちなみに甲斐の国は現在の山梨県ですね!
というか・・・そんな大昔から、山梨側から見た富士山はキレイだって言われていたんですね。
静岡側に住む者としてはなんだか悔しいです((+_+))
ご祭神
お祭りされているのは以下の3柱です。
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト) | 美しい女性の神様。浅間神社といえばこの神様。懐妊した際、夫から不貞を疑われ激怒。無実を証明する為に燃えさかる小屋の中で出産した。 |
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彦火瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト) | 木花開耶姫の夫。妊娠中の妻に決して言ってはいけない一言を言い放つ。天照大神の孫で、初代天皇である神武天皇の曾祖父。 |
大山祇神(オオヤマヅミノカミ) | 木花開耶姫のお父さん。山の総元締めのような神様。 |
浅間神社ではおなじみの神様ですね(^^)/
浅間神社のご祭神をご紹介するたびに、失言のせいで妻に頭が上がらない夫(瓊瓊杵尊)と、その義理の息子を厳しく見張るお父さん(大山祇)のイメージが思い浮かんで頭から離れませんw
火祭りについて
日本三奇祭に数えられる「吉田の火祭り」
夏の富士山の山じまいのお祭りとして、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社で行われるお祭りです。
毎年8月26日、27日におこなわれ、特に8月26日の夜は町中で大きな松明が焚き上げられるのだとか!
きっと幻想的なんでしょうね。
富士山の噴火を鎮める祭であり、ご祭神である木花開耶姫命が燃え盛る産屋の中で出産したことに基づくとされています。
夫である瓊瓊杵尊も、まさか自分の失言が巡り巡ってお祭りにまで発展しているなんて思いもよらなかっただろうなぁ・・・
国指定重要無形民俗文化財 日本三奇祭 吉田の火祭り|富士吉田 旅の特集|【公式】富士吉田市観光ガイド (fujiyoshida.net)
大鳥居
まず最初にご紹介するのはこちらの大鳥居!
名前の通り、巨大な大鳥居でして。
こんな大きな鳥居、初めて見た!と思っていたら、木造では日本最大級の大きさなのだとか。
訪れた時期は2月の末なので、参道は雪で凍結していました。
恐ろしく滑ります。
滑る上にぬかるんでいるので、注意が必要です・・・
随神門(ずいしんもん)
国指定重要文化財の随神門です。
年季の入り方が違いますね!さすが重要文化財です!!
随神門は神域に邪悪なものが入るのを防ぐ役割があるのだとか。
両側に門番の神様が入っているらしいのですが確認するのを忘れていました((+_+))
だって所々凍結しているので足元を確認していないと滑るんですよ・・・
上を見る余裕がなかった。。
神楽殿
さてさて、先ほどの髄神門を抜けると目の前には神楽殿がお出迎え!
こちらも大きくて立派です!
ちなみに神楽殿とは神様に歌や舞を奉納する舞台のこと。
国から重要文化財に指定されています。
手水舎
神楽殿の横には手水舎が建っています。
ピカ━━━━(゚∀゚)━━━━ン!!
ま、まぶしい・・・!!!
写真撮るの失敗しちゃったな・・・と思っていましたが。
神社で写る紫の光は神様で、縁起がいいそうなので載せちゃいます。
うん、改めてみると、神々しくみえなくもない・・・??
大きな手水舎に、大きな龍口からドバドバと水が出ています。
ちょろちょろではありません。ドバドバです。
なんだか色々とダイナミックな神社ですね。
ちなみにこちらも重要文化財に指定されています。
手水舎で色々と清めて拝殿に向かいます。
拝殿
拝殿です。
こちらも安定の国指定重要文化財!
1739年に造営されて以降、現在もなお当時のままの姿が残っている凄い拝殿です。
なんて尊い・・・!
ちなみに1739年は江戸時代、8代将軍徳川吉宗の時代です。
御祈祷や御朱印の受付は拝殿で行います。
御朱印について
北口本宮冨士浅間神社では3社の御朱印を頂くことができます!
初穂料は一社300円でした。
北口本宮冨士浅間神社の御朱印
今回のメイン!
北口本宮冨士浅間神社の御朱印です。
諏訪神社の御朱印
境内にある諏訪神社の御朱印。
こちらの諏訪神社、いつ勧請されたのかされた分からないほど大昔から鎮座しているお社で、この土地の地主神なのだそうです。
日本三大奇祭で有名な「吉田の火祭」は諏訪神社の例祭なんですよ(^^)/
大塚丘の御朱印
北口本宮冨士浅間神社発祥の地である、大塚丘の御朱印です。
大塚丘は北口本宮冨士浅間神社から歩いて約5分の場所にあるのですが・・・今回雪で道路が凍結しまくっていたので参拝は断念しました。
絶対リベンジしたいです。
太郎杉
拝殿から見て右手側にそびえ立つのは「冨士太郎杉」
樹齢千年、県指定の天然記念物という由緒正しきスギの木です。
ところで何故「太郎」なんですかね。
ちょうちょ結びの可愛いしめ縄と、太郎という名前のミスマッチさ、好きですw
夫婦桧
拝殿から見て左側にあるのは、樹齢千年の大木「冨士夫婦桧」です。
市の天然記念物に指定されています。
こちらのヒノキはもともと2本の別々の木が根元で結合し、途中で離れ、また結合していることから夫婦桧と呼ばれているそうです。
結婚したけど、途中で仲違いし、結局モトサヤにもどった感じですかね??
こんな立派な木も長い夫婦生活の中で色々あったんでしょうねぇ・・・(遠い目)
なんか親近感w
授与所
お守りおみくじ、お札はこちらから授かることができます。
お守りは十分持っているので、今回はおみくじのみ頂くことにしました。
富士山みくじという可愛らしいおみくじを発見!
可愛すぎて肝心のおみくじの内容は忘れちゃいましたが(^^;)
初穂料は500円です。
まとめ
というわけで、由緒正しき巨大な神社「北口本宮冨士浅間神社」のご紹介でした!!
いや、迫力のある神社でしたよ(^^)/
私、浅間神社というと女性らしい上品な雰囲気の神社というイメージを持っていたのですが、「北口本宮冨士浅間神社」は正反対!
これぞ山男!!という雰囲気の神社でした。
歴史ある巨大な社殿は必見です!
そして、これが一番重要!参拝するのなら冬以外がお勧めです。
正直、足場の悪さに思う存分参拝できなかったので消化不良です( ;∀;)
冬以外の季節にリベンジ参拝しようと思いました!
おしまい!