こんにちは。
皆さんは新婚旅行、どこかに行きましたか?
私たち夫婦はイタリアとフランスに行ってきました。と言っても数年前ですが!
日本語しか理解できない私と夫。
なのに添乗員がいない、自分たちですべて行動する終日フリーのツアーで旅行に行ってきました。
今思うとなんて無謀。
でも新婚旅行は行って良かったです。
イタリアとフランスを選んで正解でした。
そんな私たちの新婚旅行体験記です。
新婚旅行~出発まで~
イタリアとフランスに行こうと思った理由
まずはこれ。
なんでイタリアとフランスに行こうと思ったのか?
実は私、歴史が好きなんです。
そんな私の希望に夫が合わせてくれました。ありがとう!
HISの店員さんが良い人だった
行く場所は決まりました。
次は旅行に行くための手配をしなければなりません。
私たちは海外旅行初心者。
自分たちで航空券を手配して・・・なんて高度な技はできないので、その道の専門家である旅行会社に頼むことにしました。
その当時住んでいた場所から一番近い旅行会社がHISでした。
決まっている事は行きたい場所のみ!
そんな私たちに、親身に対応してくれたのは見習い中の店員さん。
学生の頃に色々な場所に旅行されていたらしく色々と教えてくれました。
高いツアー商品をごり押しすることもなく、私たちにとって何が一番良いのか一緒に考えてくれました。
彼女はきっと出世することでしょう!
色々と検討した結果、私たちは添乗員さんがいない、航空券とホテル予約のみがパッケージされたツアーを選びました。
何度も書いてしまいますが、私たち夫婦は海外旅行初心者です。
外国語はいっさい話せません。英語はおろか、イタリア語、フランス語なんてもってのほか!
かなり無謀な挑戦でしたが、海外の街中を自由に歩いてみたかったのです。
ツアー代も安く抑えることができました。
HIS公式サイト→行きたい場所が決まっている方はサイトで直接手配できます。店員さんと相談して決めたい方は店舗への来店予約もできますよ(^^)/
イタリアのローマで騙されまくった日々
イタリアでは、騙されまくった事しか覚えていません(怒)
某ファーストフードで詐欺事件
結論から言います!
詐欺のようにお金を取られ、不愉快な思いをしました。
この某ファーストフードは日本にもある、世界的に有名なお店です。
日本でも沢山の人で賑わっていますが、イタリアでも繁盛していました。
そこでハンバーガーと一緒にお水(暑いのですごく喉が渇くんですよ。ジュースじゃなくてお水が欲しかったのです。)を注文。
なのに一向に出てきません。
ふと何気なくレシートを見るとなぜかコーラ料金をとられている事が判明!
もちろんコーラの料金の方が高いですよ!
苦情を言おうにも相手にされず。結局泣き寝入りです。
この時ほど真面目に英語を勉強しておけばよかったと思ったことはありません。
コロッセオでの剣闘士事件
イタリアのガイドブックには
コロッセオの周りには剣闘士の姿をした人が沢山いる。
その人たちと写真を撮ったら高額なお金を請求されたという事例が発生している。
と注意書きに書いてありました。
そう、わざわざガイドブックの注意書きに書かれるくらい有名な事なのです。
なのでそういった人たちはスルーしようと思っていたのですが、私が目を離した隙に夫が剣闘士たちと勝手に写真を撮っていたのです。
角の付いた変なヘルメットまでかぶってピースまでしていました。
私、本当にびっくりしましたよ・・・
でも時すでに遅し。しっかり料金を請求されました。
40ユーロ。
その時の為替相場は1ユーロ112円。
112円×40ユーロ=4,480円!!
4,480円です!
写真を撮るだけでこのお値段!
ランチ4回分はいけます!
いい商売ですね!さすが観光地!!
夫にイラっとしつつ「40ユーロは高いのでまけてくれ!」と拙い英語と身振り手振りのジェスチャーで半額の20ユーロまでまけてもらいました。
さようなら20ユーロ。ランチ2回分・・・。
その後夫と喧嘩しました。
恵まれない子に愛の手を・・・の謎
ローマの街並みは本当に素敵です。
ところどころに遺跡があります。
そんな街中に彼はいました。
観光客丸出しの私たちを呼び止めてこう言います。
そこでまた、ひっかかる夫。
自分のサインが恵まれない子たちのためになるのなら・・・と署名しようとします。
イタリア人の彼が差し出した署名のリストには、他に賛同したであろう人々のサインが書かれていました。
そしてその人たちが寄付したであろうお金の金額も書いてありました。
どうやら署名のほかにもお金が必要らしいです。
しかも結構高額。
寄付と言う尊い行為にお金を出し渋るなんて・・・と思う方もいるかもしれませんが、私たちは貧乏なのでそんなにお金は払えません・・・。
悩み始める夫に、イタリア人の彼は寄付をしてもらおうと猛アピール。
この寄付されたお金がどんな事に使われるのか書かれているパンフレットを見せて、説得しようとします。
・・・が!恵まれない子にお金を使うと言っている割には、そのパンフレットには全然関係の無い事が書かれています。
先ほど記述した「コロッセオでの剣闘士事件」の出来事もあったので、お金がらみのことに不信感いっぱいな私たち。
・・・怪しい。
指摘すると急にしどろもどろになる彼。
ますます怪しい。
結局寄付はしなかったのですが、後で調べてみると、そういった旅行者を狙った詐欺があるみたいですね。
イタリアまとめ
上記3件の事件は、わずか2日間という短い間で起こりました。日本では考えられない回数ですよね!?
しかも注目すべきは3回のうち2回は旦那が引っかかっている点です!
そういえばひと昔前に成田離婚という言葉が流行ったなぁ・・・。いや、ここで離婚しておけばよかったのか!?
イタリアの良かったところ
・・・・詐欺の事ばかり書くのもあれなので、良かった事も。
- 食べ物がおいしい
ピザやパスタなど本当に美味しかった!特にカルボナーラ!日本のカルボナーラとは全然違うんですね! - 現地の人がおおらか
細かいところ気にしない。 - 遺跡が沢山
本当に沢山ありました。で、ほとんどが歩いて回れます! - 駅の売店のお兄さんが、私の事を「プリティガール」と言ってくれた
ガールと言う年齢でもなかったんですけどね(笑)こんな事言われたの生まれて初めてです。
フランスのパリで恥をかいてきた
かなり恥をかいてきました。
日本人の皆さんごめんなさい。
穴があったら入りたいです。いや、むしろ埋まりたい。
寒い!でも上着を忘れた!
暖かいイタリアとは打って変わり、フランスはとても寒かったです。
それもそのはず。フランスのパリは北海道より緯度が上なんですよね・・・(帰国してから知りました)
しっかりフランスのガイドブックを買っていたのに、気候の項目をしっかり読んでいなかった私たち。
手持ちの服は半袖のみ。
追い打ちをかけるように到着した日は大雨。
・・・そうです。傘も忘れていました。
周りのフランス人はコートを着て傘をさしているのに、私たちは雨の中傘を差さずに半袖・・・。
周りからの「あいつら馬鹿じゃね?」という視線が突き刺さります。
・・・痛い!
なんて痛い!!
今思い出しても恥ずかしすぎて心が痛いです。
たまに日本で寒い中半そでを着ている外国人をみかけますが、あれは上着を忘れただけだね、絶対!
調達したのは4本骨の傘
みなさんの傘の骨はいくつありますか?
通常は8本らしいですね。骨が多いほど丈夫で壊れにくくなるのだとか。
傘を持ってくるのを忘れた私たち。
雨の中出歩ける様に傘を調達することにしました。
でも、日本でよく見かけるコンビニは見当たりません。
ホテルで聞いてみたところ傘を販売してくれるとのこと。喜んで傘を買って開いてみたところ・・・なんと4本しか骨がありません。
4本ですよ、4本!開いた状態で上から見てみると四角いです!!
しかもホテルの名前入り!
写真を撮り忘れてしまったので私がペイントで描いた絵(笑)
念のために言っておきますが傘ですからね!
誰が何と言おうと、傘です。
フランスの傘は4本骨なのか。
フランスってオシャレなイメージなのに、傘はダサいんだな。なんて思っていたら、そんな傘を差しているのは私たちだけでした。
そうです。
実用的でない、記念品の傘を買ってしまったんですね。
その傘をさして(笑)今度は上着を買いにユニクロに行きました。
まさかフランスでユニクロに行く羽目になろうとは・・・
そのユニクロで普通の傘が売っていたので買いなおしました。
さすがにこれ以上あの傘を使う勇気はない・・・
走行中の地下鉄のドアを開ける人々
パリでの主な移動手段は地下鉄だったのですが、その地下鉄がすごかった!
扉は手動式。
駅に着く前、まだ電車が動いている時に乗客が勝手に開けて降りていました。
いやいや、危ないから!
これ事故が起こったら鉄道会社の責任になるのでしょうか?
っていうかなんで動いている電車のドアが開けられるの?
色々と謎が多いフランスの地下鉄。
車が追突しても気にしない
これはもう衝撃的でした!
思わず写真を撮ってしまいました!
わかりますか?前の車にぶつかっているのが!
信号待ちの車たち。
普通に前の車にぶつかっています。
車間距離なんてゼロです。それでも気にしていないフランス人。
日本なら追突事故ですよ!
国によって人の価値観も変わる。とても興味深い出来事でした。
フランスまとめ
イタリアとはまた違った感じで面白かったです。
私たちが旅行に行った時期は、アフリカからの難民が多く決して治安が良いとは言えない時期でしたが・・・
(薬でもやっていたのか、道路のわきで寝転がりながらヘラヘラ笑っている目の座っていた男性を見かけました。)
注意していればそこまで危険ではありませんでした。
意外と困ったことは食事です。
イタリアでは運よく日本語メニューのあるレストランを見つけましたが、フランスではなかなか見つからず・・・。
わびしい食生活でした。
やっぱり語学は出来るに越したことはないですね。
フランスの良かったところ
- ルーブル美術館がすごい!歴史的に価値のあるものが沢山展示されていました!
- 讃美歌あふれる教会が素敵。神々しすぎて思わずキリスト教に入信したくなりました。
あとは天気が良ければ最高でした!
旅行に行くときは準備をしっかりしましょう!
この旅行を通して学んだことがあります。
- ガイドブックを買っただけで満足しないようにしましょう
- 雨具と上着は必需品
- 人は簡単に信じない様にしましょう。
行き当たりばったりは危険ですね!皆さんも注意してください!
おしまい