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【米之宮浅間神社】地元の方に愛されている、優しい雰囲気の神社

こんにちは!

先日…とはいっても2か月ほど前ですが(汗)静岡県富士市にある米之宮浅間神社へ参拝してきました。

そこまで大きな神社ではないのですが、地元の人たちに愛されている、素敵な雰囲気の神社だったのでご紹介したいと思います。

 

 米之宮浅間神社の詳細情報

住所 静岡県富士市本市場582
電話番号 0545-61-0817
参拝時間 自由
御朱印授与時間 9:00~16:00
駐車場 有(80台)
公式サイト 米之宮浅間神社

アクセスマップ

  • 徒歩:JR富士駅から歩いて20分くらい
  • バス:ひまわりバス(富士駅循環線) 米の宮公園下車 ※2022年4月4日から米の宮公園東
キキ
キキ
ひまわりバスは2022年4月4日からコースが変更されるので注意!

ご由緒

ではまずはご由緒から紹介します!

創建された年は不明ですが、第40代天武天皇の時代に勅使がご来社(西暦674年)されたとの記録が残っているそうです。

ということは、創建されたのはそれ以前ということですかね?

かつて神社のご神体はお米であった事や、日本のお米発祥の地であると伝えられている事から、神社の名前に「米之宮」がつくのだとか。

キキ
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人々に米など食に関するご利益を恵み与えるご利益があったそうですよ

ご祭神

ご祭神は木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメノミコト)です。

浅間神社ではおなじみの神様ですね。

とても美しい神様で、天孫であるニニギノミコトに一目惚れ&求婚されました。

しかし、結婚してすぐに妊娠した為に不貞を疑われてしまいます。

怒り狂ったコノハナノサクヤヒメは、「天孫であるあなたの子ならこの状況でも無事に生まれるはず!」と言い、出入り口のない小屋の中に立て籠り、火を放ってそこで子供たちを生んだのだそうです。

な、なんという行動力・・・!

その時にうまれた子の子孫が初代の天皇なので、いわば皇室の祖先でもあるんですねぇ。

 

境内社

大国主大神
(オオクニヌシノオオカミ)
神話「因幡の白うさぎ」で有名な神様!出雲大社の主祭神。
縁結び、夫婦和合、病気治癒、五穀豊穣など、他にも多くのご利益がある。
事代主大神
(コトシロヌシノオオカミ)
大国主大神の息子。
菅原道真公 学問の神様!実は日本三大怨霊のひとりでもある。

大国主大神は木花開耶姫命の夫であるニニギノミコトに、治めていた国(日本)を譲った神様です(^^)/

鳥居

米之宮浅間神社は大通りに面した場所にあります。

しかも中央分離帯のある大きな道路なんですよね。

進行方向によってはそのまま神社に入ることができないので、車で行かれる方は注意してくださいね!

 

こちらは一之鳥居です。

赤くて大きな鳥居なので、すっごく目立ちます!

ここに神社があるぜ!ってくらい自己主張が激しいです!

ちなみにこの赤い鳥居のすぐ横に駐車場に続く入口があります(^^)/

白い看板の右横ですね!

一之鳥居を通り抜けると、すぐに現れるニノ鳥居。

こちらはシンプルな石の鳥居ですね。

しめ縄が掛けられているので、ここから先が神域になるのでしょうか。

手水舎

ニノ鳥居を過ぎるとすぐに手水舎があります。

最近の手水舎はコロナ対策の為、水盤そのものにお水がなかったり、柄杓を使わない手水方式に代わっていたりします。

米之宮浅間神社の手水舎は柄杓を使わなくてもいいタイプですね(^^)/

ここで手水をして身を清めます!

ご神木

手水舎の向かい側にはご神木がそびえ立っています。

こちらのご神木、じつはクスノキムクノキなんですって!!

「夫婦木」と呼ばれるご神木で、根元には夫婦木神社が鎮座しています。

別々の木なのにこんなに仲睦まじいとは…Σ(゜゜)

一本の木が二股に別れているのかと思っていましたよ!

こんなにくっついて、時々うっとおしくなったりしないのか気になります(*・ノェ・)コッソリ

実は米之宮浅間神社は他にもご神木が生えていまして。

夫婦木も含めて、境内には合計7本ものご神木があるそうですよ。

社殿

朱色が鮮やかな、可愛らしい本殿です。

コノハナノサクヤヒメノミコトがお祀りされている浅間神社って、可愛らしい本殿が多くないですか??

ちょっと見えにくいですが、今年の干支であるトラの絵馬が飾られていますね(^^)/

地元中学の美術部から奉納された絵馬でして、毎年奉納されているんですよ。

こちらは狛犬です。

胸の筋肉がムキムキなのに、ウエストはシュッと引き締まってる!!

これはいわゆる逆三角形の体ですね!!

・・・良い体してるな

キキ
キキ
なんだか強そう

米之宮天満宮

こちらは菅原道真公をお祀りしている米之宮天満宮です。

菅原道真公は学問の神様として有名な神様ですね!

こちらの米之宮天満宮では、合格祈願の祈祷はもちろんのこと、「絵馬」「御守」「合格鉛筆」も用意されているそうですよ。

実は菅原道真公は怨霊だった

学問の神様で有名な「菅原道真公」は、平安時代に実在した人物です。

右大臣にまで上り詰めたほど凄い人だったのですが、政治の陰謀により左遷され、失意の中で亡くなりました。

左遷先では本当にひどい扱いを受けたようです。

彼の死後、都では災いが立て続けに起こった為に「菅原道真が怨霊となって災いを起こしているんだ」と言われるようになり・・・

京都にある北野天満宮に「菅原道真公」の霊を祀り鎮めたと言われています。

生前は邪険にし、死後も災いが起こると菅原道真公のせいにして怨霊扱い、挙句の果てには学問の神様として崇め奉ってみる。

いやぁ、手のひら返しが凄すぎますね!!

ここまでくると一周回って清々しささえ感じます(嫌味)

菅原道真公もあの世で困惑していることでしょう。

ちなみに菅原道真公のご利益の一つに「冤罪を晴らす」というものがあるそうですよ。

舞殿

舞殿。またの名を神楽殿。

奥に見えるのは奉納された酒樽ですね!

・・・お酒が入っているのか気になります。。

 

社務所

こちらは社務所ですね。

ここで祈祷の受付や、お守りの授与を行っています。

御朱印もこちらでいただけますよ。

御朱印について

米之宮浅間神社の御朱印は書置きタイプです。

別紙にあらかじめ書かれているものを御朱印帳に貼ってくれます。

初穂料は300円。

御朱印帳に直接かいてもらうことはできませんので注意!

まとめ

以上、米之宮浅間神社のご紹介でした!

私がこちらの神社に参拝した時、散歩の途中と思われる地元の方たちがちらほらとお参りに訪れていたんですよね。

神社のとなりは大きな公園で、時々明るい笑い声が聞こえてきたりしました。

地元の人たちから愛されている神社なんだなぁと感じました。